同じ物件を、他の不動産で探そう!
結婚を控え、新居を探すために、様々な不動産めぐりをしたことがあります。
自分ひとりが住むためだけの物件ならば、適当なところで見切りをつけて、「嫌なところがあったら、また引っ越せばいいや」という感覚で決めるのですが、一緒に住む人がいて、もしかしたらそのままそこで、子どもも育てるかもしれない。
子どもが生まれたら、ご近所にも同じくらいの子どもがいるのか、幼稚園や小学校などは近いか、子どもを診てもらえる信頼できそうな小児科専門医はいるか、子どもが安心して遊べる場所が近くにあるのか、治安はどうか…など、どんどん気になる項目が増えていくもの。
そう考えると、慎重にならざるを得ず、結果、同じような地区でも多数の不動産に多くの物件を見せて頂きました。
すると、あることに気がついたのです。
全く同じ物件でも、値段が不動産によって異なっていることに。
そこで、全く同じ物件を、数社に見せてもらって話を聞いてみたところ、ある不動産にて、「今、他の人がこの物件を見学中だそうで、スペアキーは○○不動産が持っている。○○不動産まで、車で10分ほどなので、待っててもらえれば鍵を取ってくるがどうか?」と尋ねられたのです。
そこで、「何故、他の不動産が鍵を持っているのですか?」と伺ったところ、(その不動産にとっては不利な内容となるのに)丁寧に不動産物件についての仕組みを教えてくれました。
まず、それぞれの物件について、それぞれ1社ずつ、管理している不動産があるのはわかりますよね。
そこへ、不動産同士、扱っている物件数が少ないと、お客さんが来ないため、協定を組むのだそう。
お互い、「自分のところで管理している物件を貸すから、そっちの不動産でも表示していいよ」と、お互いが管理している物件を貸し出しするのです。
…とはいえ、ただ単に貸し出されたものを客に紹介しても、貸し出し側に利益が無いので、もともとの物件料金に、自分達の利益分となる「紹介料」を足すのです。
その為、又貸し物件は、「本来の物件料金」+「紹介料」の料金となっており、又貸しの又貸しの又貸しが行なわれると、さらに「本来の物件料金」+「紹介料」+「紹介料」+「紹介料」となり、どんどん値上がりしていくのだとか。
その為、「もし、同じ物件を扱っている不動産を見つけたら、安いほうにするか、不動産に直接交渉して、うまく、物件を直接管理している不動産を聞き出すのが、一番、安い料金で契約できる方法」なのだそう。
もし、気に入った物件があり、まだ余裕がありそうでしたら、その近辺で同じ物件を扱っている不動産が無いかどうか、料金はどうか、是非、確認をしてみてください。